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マウス HR−1
  HRM-2
  NSY
  NSY-Ay
ラット ZFDM
  OLETF & LETO
  SHR
  WKY
その他 ラボスキン
  販売終了
飼育管理
 

環境

 飼育室の環境条件を下記のように設定し、飼育管理を行う。

 
 

空気

換気回数 10~15回/時 ・ 差圧 20 Pa以上

 オールリフレッシュエアーでフィルターを通し、除塵・除菌し、送風される。

 
 

気流速度

25 cm/sec 以下

 飼育室に送られる空気は施設の構造により、天井の上側に吹き当て、拡散させて下側の多孔天板より下の飼育室に吹き出すか、直接飼育室天井のパン型エアーディフューザーより吹き出され、室内に均等に流れる。

 
 

温度・湿度

 飼育室の温度・湿度の設定値は下記の通りに設定する。温湿度の制御は、飼育室内にある温湿度検出端子により変化を探知し、空調機において自動的に制御する。ヘアレスマウスがいるため、高めに設定する。

動物種 温 度 湿 度
設定値 設定値

マウス・ラット

21~27℃ 50~80%
 
 

照明時間

 

 飼育室内の照明は、明(7:00~19:00)と暗(19:00~7:00)にタイマーをセットする。

 
 

出荷

出荷指示書に基づき供給先別に飼育動物の振り分けを行う。
週齢規定:4週齢は27~32日(マウス・ラット)
供給動物の生後日齢巾:5日以内(マウス・ラット)
出荷検査は体重測定、外観検査を行い、オス・メスの混入、異常動物に注意し、匹数の確認を行う。

 
 

輸送箱

 輸送箱はオートクレーブで滅菌をして使用する。両側および蓋部フィルター付エコンアークを使用する。

輸送箱 620×400×200 mm

小型輸送箱(マウス) 400×400×200 mm

 
 

輸送箱収容数

*マウス

  輸送箱の最大収容匹数
輸送箱 小型輸送箱
通常の出荷動物
退役動物♀
20
10
退役動物♂
12
※仕切り箱
4
※仕切り箱
妊娠動物
哺乳動物
10
5


*ラット

週齢 輸送箱の最大収容匹数
通常のラット OLETF
ZFDM,fa/fa
3
15
15
4
10
10
5
9
8
6
8
7
7
7
6
8
6
5
9
5
4
10~14
4
3
15週齢以上の動物
退役動物♀
妊娠動物
哺乳動物
3
2
退役動物♂
2
2
 
 

給餌


マウス・ラット
日本農産工業株式会社 高圧滅菌用固形飼料
ラボMR-A1

 飼料の滅菌は袋に複数の穴をあけて、オートクレーブで121 ℃以上・20分の高圧滅菌をする。

 
 

給水

 井戸水に強塩酸と次亜塩素酸ナトリウムを添加し、遊離残留塩素を2 ppm以上、pHを 5.8以下に調整して給水する。給水は自動給水装置と給水瓶により行う。